【2021年版】企業のYouTube活用が激増したワケ -第2次ブーム到来-

YouTube, YouTube活用方法

YouTube活用方法_第2次ブーム到来

動画編集サービス「CUUUT」を運営しているSTUDIO CUUUTの山中です。

今までにチャンネル登録者数40万人のゲーム実況チャンネルやビジネス、フィットネス、クリエイター、エンタメ系など多くのYouTubeチャンネル運営に携わってきた経験がありますが、ここ数年で企業のYouTube活用が急増していることを実感しておりました。
今回は、その「企業のYouTube活用が激増したワケ」について考察していこかと思います。

今や、私たちのインフラの一つとして地位を確立した世界最大の動画配信プラットフォーム「YouTube」。

ここ2~3年の間にYouTubeの位置づけ、活用方法に大きな変化が起きました。
主にエンタメ系のコンテンツが多かったYouTubeですが、今では弁護士・税理士・医師など少し硬い職業のイメージがある専門性の高い分野から、飲食店・美容室・建設会社などの職人技を持つ分野、さらには不動産業・車販売会社などの高額商品を扱ってる分野などなど、YouTube上で投稿されている動画のコンテンツ内容は多岐に渡るようになりました。

そして、YouTubeを上手く活用した企業はどこも大きく事業実績を伸ばしています。

つまりYouTubeの動画投稿者として、個人だけでなく企業などのビジネスライクな層が加わり、
その目的も視聴回数を稼ぎアドセンス報酬を獲得することから、バックエンドにある自社サービスや商品への流入を狙ったYouTube活用が増えてきています。

今回の記事では、「なぜ多くの企業・事業者がYouTubeを活用しているのか?」、そして「2021年版のYouTube活用方法」について考えていきます。

幅広い年齢層で増え続けるYouTubeユーザー

CUUUT_YouTubeのビジネス活用.005

みなさんはYouTubeに対してどのようなイメージを持っていますでしょうか?

・「10代〜20代の若い人が観ている動画サイトじゃないの?」
・「おもしろ動画とか趣味を楽しむものじゃないの?」

などのイメージを持っている方が多いと思いますが、そのイメージはもう古いモノになっているかもしれません。

上部写真のグラフは「2018年度:国内における年齢別YouTubeユーザー数」を示しています。
まず驚くべきことは、2018年時点で国内に存在する10代〜60代の約75%がYouTubeで動画を視聴していることです。

通常、どのソーシャルメディア(SNS)も年齢別の利用者割合には偏りが生じています。

・Facebook:30代〜50代の利用者割合が高く、10代〜20代の利用者割合は著しく低い
・Twitter、Instagram:10代〜20代の利用者割合が高く、年齢層が高くなるにつれて利用者割合は減少

しかしYouTubeは、10代〜50代では約75%と満遍なく高く、60代でも63.1%の人がYouTubeを視聴しており、しかも月間MAU(アクティブユーザー数)は6,200万人以上にも登っています。
今や、年齢問わず誰もが利用している動画プラットフォームへと成長することに成功しています。

2020年に入ってからはCOVID-19(コロナ)の影響もあり、芸能人のYouYube参入も加速し、今後もさらにYouTube視聴者は増えていくことが予想されています。
テレビ一強の時代は終わり、本格的なYouTube時代が到来したと言えます。

日本の現役世代の約75%が集まり、さらにユーザー数が増えていくプラットフォーム「YouTube」。

その影響力がいかに大きいモノか…
なぜ企業や事業者のYouTube進出が加速しているのか…
その理由が少し見えてきたのではないでしょうか?

第2次YouTubeブームにおける活用方法の変化

CUUUT_YouTubeのビジネス活用.004

 

YouTubeの歴史

YouTubeの第1次ブームはいつだったでしょうか?
明確な定義は存在していませんが、筆者は2014年あたりから第1次YouTubeブームが始まったと考えています。

一つの根拠として挙げられることは、初のYouTubeクリエイターサポート事業を展開したUUUM株式会社の設立があります。(2013年6月設立)
それ以前から「YouTuber(ユーチューバー)」という単語は存在していましたが、UUUM株式会社の設立後に「ユーチューバー」という一つの職業として加速的に世の中へ広まりました。

この第1次ブームで大成功を手にしたのは、ヒカキン・はじめしゃちょー・フィッシャーズ・東海オンエア・水溜りボンドなどいわゆる「超有名ユーチューバー」たちです。
彼らはエンタメ系の動画コンテンツを発信し、若い世代から絶大な指示を得ることで誰もが憧れるようなアドセンス報酬(Googleから支払われる広告収入)を獲得してきています。

そんな超有名ユーチューバーたちに憧れ、そしてUUUMのような大手ユーチューバー事務所に所属することに憧れ、多くの若い世代がYouTubeへの動画投稿を開始しました。
これが第1次YouTubeブームです。

そこから時は経ち、YouTubeの雰囲気がガラッと変わったのが2018年上旬頃でした。
YouTubeの動画投稿者・投稿される動画コンテンツ内容・YouTubeを活用する目的など、そのどれもが大きく変化したように感じます。
つまり筆者はこの時期からが第2次YouTubeブームが起きたと考えています。

一体、第1次ブームから第2次ブームへの移行でYouTube上で具体的に何が変化したのでしょうか?

第2次ブームで見られた大きな変化

結論から言うと、主に5つの変化(ユーザー層・動画投稿者・動画ジャンル・目的・KPI)が起きたと考えられます。

ユーザー層の変化・動画投稿者の変化・動画ジャンルの変化については先ほど述べた通りですが、YouTubeを活用する目的がアドセンス報酬を獲得することから自社サービスへの誘導 、そしてそれに伴いKPI(Key Performance Indicator)は再生回数・チャンネル登録者数などに加えて自社サイトへの流入率などが重要視されるようになりました。

◉第1次YouTubeブーム

・ユーザー層 − 10代〜20代の若年層
・動画投稿者 − 個人
・動画ジャンル − エンタメ系
・目的 − アドセンス報酬
・KPI − 再生回数、チャンネル登録者数

◉第2次YouTubeブーム

・ユーザ層ー − 若年層〜高齢者層
・動画投稿者 − 個人・企業・事業者
・動画ジャンル − エンタメ系・専門分野まで多岐
・目的 − 自社サービスへの誘導
・KPI − 自社サイトへの流入率

 

広告収入だけが目的じゃない

まず「活用目的の変化」を説明するにあたり、一つイメージしてみてください。

YouTubeに「再生回数1,000回」の動画があったとします。
この数字だけを見たとき、どう感じるでしょうか?

「再生回数あまり多くないな…」とか「そんなに人気ないのかな…」という印象を持つ人が多いのではないでしょうか?
確かにYouTubeの過去動画を覗いてみると10万、50万再生さらには100万再生まで伸びている動画が量産されており、それらの動画と比べると「再生回数1,000回」というのは比べるまでもありません。

しかし、この再生回数1,000回の動画をただ少ないと捉えるのは早いかもしれません。
もしこの動画の投稿者がバックエンドに自社サービス・商品を持っていたらどうでしょうか?
およそ1,000人の見込み客、将来のお客様へリーチできたことになります。

例えば、この動画投稿者が不動産会社や車販売会社であれば、視聴した1,000人のうち一人(0.1%)でも自社商品を購入してくれれば大きな利益となります。
飲食店ではあれば、視聴者が友人や家族を連れて来店してくれたらどうでしょうか?

【目的:アドセンス報酬の場合】
動画Aの再生回数1,000回:1,000×0.1円(一般的なアドセンス単価)=100円の利益
【目的:自社サービスへの流入の場合(B社)】
動画Bの再生回数1,000回:上記と同様のアドセンス報酬 + サービス・商品の売上

 

YouTubeの真価

ここが従来のアドセンス報酬獲得を目的としたYouTube活用とは全く異なる点です。
もしアドセンス報酬獲得を目的としていた場合、再生回数1,000回ではワンコイン程度の利益しか生まれません。
しかし、バックエンドに自社サービス・商品を持つ企業や事業者であれば同じ再生回数1,000回の動画の価値は何倍、何十倍にも膨れ上がります。
個人でアドセンス報酬目的で活用するよりも、自社サービスや商品を持つ企業・事業主とYouTubeとの相性がどれだけ抜群であることがわかるかと思います。

ビジネスを展開するにあたって、もはやYouTubeを活用しない選択肢はありません。

このようなYouTube活用目的の変化によって、YouTubeで成果を上げるためのKPIには自社サイトへの流入率という新たな指標が加わりました。
従来、再生回数やチャンネル登録者数さらに動画の視聴維持率なども重要とされており、これら項目も引き続き重要なKPIではありますが、そこばかり追っているとYouTubeの真価は見えなくなるかもしれません。

YouTubeをはじめよう!

youtube_logo

上記にて説明したように自社商品・サービスをもつ企業や事業者がYouTubeをやらない手はありません。
YouTubeをはじめるには、「YouTubeアカウント作成」→「動画作成」→「動画アップロード」が手順となります。

今回の記事ではその詳細は割愛させていただきますが、試しに動画投稿をしてみてはいかがでしょうか?

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